そろばん学習

2022/09/08

ラベリング効果で子どもを伸ばす【そろばんの先生のひとりごと】

シリーズ【そろばんの先生のひとりごと】
そろばんの先生から、保護者へ
学習のヒントだけではなく、子育てのヒントを発信

「ラベリング効果」って何?

「ラベリング効果」という言葉をご存知でしょうか?
「あなたは○○ね」と人から言われ続けると、
そうなるような行動をとってしまうという心理学の理論です。
例えば、「私はO型だからおおざっぱなの。しょうがないでしょ」
「A型だからきちんとしなくちゃ」など、
血液型や星座など占いによっても私たちはラベリングされているということにお気づきでしょうか。そのように、大人の言葉は無意識に子どもをラベリングしています。
「お兄ちゃんなのだから」という言葉によって長男、
長女は一般的に責任感が強かったり、周囲の目を気にするタイプが多くなります。
「女の子なのだから」という言葉によって、
女性らしいものを選択しなければという意識が働いたりもするものです。

自分が貼っているのはどんなラベル?

皆さんは、わが子にどのようなラベリングを張っているでしょうか?
ドラえもんに登場するのび太君は「勉強が出来なくていつも0点」
というラベリングを張られています。
「また、のび太君0点ね」そう言われ続けているから、
いつまでたっても勉強が苦手です。
たまに良い点をとっても、まぐれだと本人も思い込んでいます。
「そうなって欲しくない」という意味を込めて悪い事を指摘することもあるでしょう。
しかし、「それぐらいできないのか」「頭が悪いんじゃないのか」そんな風に言われると、
ラベリング効果で自分を「ダメな自分」であろうとするのです。

だから、いしど式は「イメージコントロール法」プラスのイメージをする

いしど式では、「イメージコントロール法」を用いて、前向きな褒め言葉を使います。
「頑張り屋さんだね」と言われた子は、
「自分は努力家だからやり遂げなければ」と思います。
「素直だね」と言われれば、へその曲がったことを言い辛くなります。
「優しい子だね」と言われれば、人に意地悪できないのです。
ダメで、出来ない子ではなく、我が子の理想の姿を思い描き、
よいラベリングを張りましょう。

そろばん教室・幼児教育|いしど式そろばん公式サイト

幼児教育に定評のある「いしど式」そろばん教室。ただの計算道具ではなく、能力開発の教具と捉え子どもたちの力を伸ばす教育メソッドを開発。石戸珠算学園からは、全国レベルの選手を多数輩出しています。
出典:そろばん教室・幼児教育|いしど式そろばん公式サイト

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