
うちの子言い訳ばっかりするんです【先生のひとりごと】
シリーズ【そろばんの先生のひとりごと】
そろばんの先生から、保護者へ
学習のヒントだけではなく、子育てのヒントを発信
言い訳ができるのは成長のひとつでもある
あるお母さんから相談されたのは、
「うちの子、言い訳ばかりしてちっとも反省しないんです。
悪いことをしたなら、ちゃんと謝れる子になって欲しいんですけど」
確かに! お母さんの気持ちはよく分かります。
同時に、言い訳が出来るという事は、
それだけ成長したという事でもあります。
自分をよく見せたいとか、有利にしたいというのは
知恵を働かせなければできないことですよね。
事実の確認と共感で気持ちの整理をしてあげることが大切
親が頭ごなしに怒ってしまうことが多いと、
怒られたくないから言い訳をするようになりがちです。
間違ったことをした時にでも、まずは事実の確認と共感です。
例えば「お友達を叩いちゃったの?」「お友達はどうしてた?」
「痛かったから泣いていたのかな?」など、
事実を整理しながら、なぜそうなったのかを
子ども自身が整理できるようにします。
そうすると、相手が叩いてきたから一方的に悪い、
という言い訳から、相手の気持ちを考えるきっかけが出来たり、]
時には、自分がおもちゃを奪ったから相手が叩いてきたんだ
という事実が分かったりします。
まずは心に余裕を持ち、本質をつかんで
「どうして宿題やらないの」と、怒鳴る前に、
どうしてできなかったのか、
そもそもなぜ宿題をやらなければいけないのか、など
子どもの言い訳にいちいち反応せずに、
どうすれば解決できるのか、本質を見失わないようにしましょう。
そのためにはまず、親に心の余裕が必要ですね。
出典:そろばん教室・幼児教育|いしど式そろばん公式サイト
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