私は現在、フィリピン・セブ島で『IPPO Japanese Math School(以下IPPO)』という、そろばん教室を運営しています。今回は私がなぜ、フィリピンでそろばん教室を始めたのかを、簡単にお話しできればと思います。そして今後の展望なんかも少し触れていきます。

アジアの方々との接点が多く、彼らの計算ミスや学力が気になってた。

ジャカルタの様子(2015年9月撮影)

ジャカルタの様子(2015年9月撮影)

筆者が住んでいた頃のジャカルタの様子です。建設ラッシュ真っ最中ですから、今頃はもっとビルが増えていると思います。ジャカルタは大都会ですよ!

私がフィリピンでそろばん教室起業に至った背景には大きく下記経験が有ります。

・学生時代に没頭したバックパッカー経験
・新卒後商社勤務を通じて得た東南アジアの人たちとの折衝経験
・海外転職先であるジャカルタ小売業界での現地スタッフ100人の管理経験


これらの経験を通じて「東南アジアの人達の教育水準の低さ」と対称に「日本の教育水準の高さ」を全身で感じてきたからです。(今後の記事で機会があれば上記の体験も書いていきたいと思います。)

フィリピンや東南アジア地域では理数系が苦手な人が多いと言われており、大人でも簡単なお釣り計算ですらできない人が圧倒的に多いです。数字への耐性が極端に弱いのです。

※下記に関連リンクを貼っておくのでチェックしてみてください!

日本が誇る伝統的な教育コンテンツ「そろばん」をアジアへ!

日本では江戸時代から「読み書き算盤」ともいわれ、そろばん教育は非常に重視されました。またそのことが日本人の「数字への強さ」を支え、高度な教育レベルを保ってきました。

教育水準が高ければ「考え抜く力(=地頭)」を発揮し、国が豊かになる為の原動力になります。それは資源の少ない日本の歴史が証明してきたのではないのでしょうか?

ですので「そろばん」という日本のコンテンツを東南アジアなどの地域で広く普及させれば、ビジネスとしても面白い。そして何よりその国のパワーの源泉となる教育への貢献もできるし、非常にエキサイティングだな、と思いました。

またもともと商社を志望した理由も「日本の良い物を海外に売り込む」という思いが有りました。そういった思いは今も変わりません。そろばん教育の海外事業展開はそういった「自身の想い」や「やりたい事」に合致しました。

「地頭」を鍛えて産業育成のタネを!その名もアジア学力向上計画!

フィリピンは急激な人口増加によって平均年齢が23才と非常に若く英語公用語の国です。世界でも非ネイティブ圏ではトップレベルの英語力だと言われています。

そろばん教育がフィリピンに広がって、彼らが英語だけでなく数字にも強くなればもっともっとビジネス環境や生産性などが向上するでしょう。

またフィリピン国民全体の基礎学力向上に伴い彼ら自身が高度人材化すれば、彼らで新しい産業を生み出し、雇用を生み、将来的に貧困の根本的な根絶に繋がるのかも知れません。

それこそがフィリピンへの最も大きな貢献になると私は確信しています。


*フィリピンの貧困の原因は雇用不足と言われています。圧倒的な仕事不足で労働者が「買い手市場」。そのための賃金上昇が起きにくい深刻な問題が現実に有ります。貧困の解決策のカギは産業創出、雇用創出です。

さて、今回の記事ここまで!またの記事でお会いしましょう!
最後までお読み頂き有難うございました!

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T. Mei

2016年末より、フィリピン・セブ島でいしど式そろばん塾を運営しています。
”海外&そろばん”というテーマを軸に、記事を発信していきたいと思っています。

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