そろばん学習とも密接な関係がある「鉛筆」。大人になると一旦縁遠くなりますが、子供の新学期などで、またお店で選ぶこともあるかと思います。今回はそんな「鉛筆」についてのお話しです。

鉛筆の種類、知っていますか?

◎濃さ・硬さ別
鉛筆は、硬さ(硬度)によって種類が分けれられています。硬いもの=薄い鉛筆、柔らかいもの=濃い鉛筆になります。JIS規格では、次のような17種類に分けられています。左から右へ硬さが増し、右から左へ濃さが増していきます。中心は、HとBの間であるHBになります。

6B・5B・4B・3B・2B・B・HB・F・H・2H・3H・4H・5H・6H・7H・8H・9H

こんなにたくさんあるなんて、知らなかった人もいるでしょう。普段よく使うのは、B・HB、H・2Hあたりではないかと思います。メーカーによってもラインナップが異なり、たとえば三菱のHi-uniシリーズには10Hから10Bまで全22種類があります。こんなに揃っているのは世界一とのこと。日本に鉛筆文化が深く根付いている証拠かもしれません。
鉛筆の芯は、炭素でできています。この炭素に粘土質が加わると、芯が柔らかくなっていきます。BとHとFには、それぞれ次のような意味があります。

・B(ブラック:黒)
・F(firm:ファーム、細書き)
・H(ハード:硬い)
これをベースに、Bに10段階、Hにも10段階あるということになります。

◎選び方
こんなにたくさんあっても、選ぶのに困ってしまいますね。鉛筆の種類にこんなに幅があるのは、用途ごとに使い分けることを前提としているからです。つまり、選ぶときは用途に相応しい鉛筆を選ぶのがベストです。

一般的にいうと、Bはデッサン用、Hは製図用です。デスクワークに使いやすいのはHBで、これを中心にして、自分の好みや筆圧などに応じて選ぶとよいでしょう。また、硬筆用、マークシート用など、最初から用途が明示されているものもあります。

ちなみに2大鉛筆は、三菱鉛筆のuni(ユニ)とトンボ鉛筆のMONO(モノ)。どちらも使いやすさには定評があります。

正しく持てていますか?

◎正しい持ち方
鉛筆は、人差し指で押して下へ、中指で押して上へ動かします。鉛筆を正しく持つと、紙と鉛筆の角度が60°になります。紙に対して鉛筆が垂直だったり、斜めになり過ぎていたら、持ち方が間違っていると考えられます。
正しい持ち方を覚えるためには、鉛筆に付けて使う補助具が市販されています。一度クセになるとなかなか治りませんから、これから字を習う子どもなら、こうした補助具で正しい持ち方を覚えさせるとよいかもしれません。

◎筆圧
小学校低学年、特に新一年生では、2Bの鉛筆が推奨されています。これは小さい子どもは筆圧が弱いため、字を習うのに柔らかい鉛筆のほうが書きやすいからです。小学校のうちは、シャープペンシルではなく鉛筆を使うように指導されることが多いようです。

大人にもピッタリ!おすすめ鉛筆はこちら

◎一度つかったら手放せないノック式鉛筆
大人になって、シャープペンシルに慣れているけれど鉛筆の書き心地は捨てがたいという人におすすめなのが、ノック式鉛筆。赤い芯もあるので、学校の先生などにも愛用者がいます。一般の鉛筆にはない、白木の鉛筆なのもおしゃれです。

北星鉛筆↓

◎老舗のホワイト六角ペンシル
銀座の老舗文房具店・伊東屋が作る鉛筆です。真っ白な六角ペンシルには大人の余裕さえ感じますが、実は書き方鉛筆です。レトロなパッケージもおすすめ。贈り物にいかがでしょうか。

伊東屋↓

まとめ

鉛筆には、シャープペンシルにはない独特の書き心地があります。大人になって、その魅力を再発見する人も少なくありません。芯が折れず、いつまでもさらさらと書き続けていける優れた文房具です。もう一度、その良さを見直してみませんか?

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やまちゃん

教育ライターのやまちゃんです。
教育関連全般や自己啓発関連の記事を書いています。よろしくお願い致します。

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