そろばん学習

2022/09/07

選ばせて自主性を育てましょう【そろばんの先生のひとりごと】

 

就職の面接で「お母さんに聞いてみます」という学生がいても、
今はもう驚かなくなりました。相変わらずがっかりはしますが・・・)
大人は経験上、先々の事を予測する力があるので、どんな方法が良いか、どんな手順で進めるのがベストなのかが分かります。なので、子どもが考える前に、先回りしてやるべきことを無意識に指示、命令してしまいます。そして、それを親が言う通りになんでも「はい」とやる子が良い子でしょうか?

 

自分で決断することに意味がある

 

私はそうは思いません。失敗することがあっても自分で判断し、
決断することが重要だと思います。
誰かの判断に頼って行動する人は、失敗を人のせいにします。
自分で決断を下したなら、多少の事は歯を食いしばって頑張ります。
そこで自己責任を学びます。

 

命令ではなくて〇〇

 

人の命令に従順な子ではなく、自主的に行動できる子に育って欲しいと思ったら、命令をやめて子どもに選択させる機会を与えてください。選択の練習は難しいことでなくてよいのです。「おやつはチョコとクッキーどっちがいい?」「早く宿題しなさい」ではなく、「今、宿題をやるのと、おやつを食べてからやるのはどっちがいい?」という感じです。命令ではなく、選択をさせること。これは、何を言っても「いや」という反抗期の子どもにも効果があります。

 

「選択」させていいこと ダメなこと

 

失敗してもいいような事、どちらでもいい事で「選択」の訓練をしましょう。「選ぶ」という行動は思考も育てます。日常の些細な事には、こうしなさい、ああしなさいと細かく指示をするお母さんが、習い事や進路など重大なことは「子どもの考えに任せます」というのは良くないパターンですので、気を付けてください。

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