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2022/09/08

【WEBデザイナーにだって役立つ!】そろばんによる計算脳力アップで有利になる仕事

そろばんを学び、脳力の基礎を高めておくとどんな職業でも有利に!?特に、暗算で瞬時に計数処理ができると、業務や会議時に同僚より頭一歩抜きんでることができるかもしれません。そろばんを学ぶことの利点をまとめてみました。

◎WEBデザイナーとは?
ネット隆盛時代の日常生活に欠かせないのがWEBサイトです。出かけるとき、買い物をするとき、病院にかかるときなど、あらゆるシーンで私たちはWebサイトから情報を仕入れています。このWebサイトを制作するのがWebデザイナーです。具体的にはデザイナーはサイトデザインの制作を行い、実装はコーダーと呼ばれるコーディング担当者が行います。

◎こんなときに計算力が役に立つ
デザイナーは、コーダーが実装するときの指示書を作ります。このとき、コーディングに必要な要素のサイズを算出しなければなりません。たとえば、レスポンシブ対応で縦横比を固定するためには、要素の幅÷親要素の幅×100%の計算式で%指定をします。また、デザインを制作する際に使用するIllustratorやPhotoshopなどは数値で細かな指定をしていきますから、数字に強いことが大事です。

◎計算力のほかにプラスαしたい能力
WEBデザイナーにはデザインセンスが必要です。また、Web業界は変化が激しいので、トレンドに敏感で新しいものに意欲的に取り組めることも大事です。

プログラマーと計算力

◎プログラマーとは?
コーダーは、Webデザイナーの設計デザインを、HTMLとCSSを用いて実際にサイトとして見られるように実装するのが仕事です。プログラマーは、システムエンジニアの設計書に基づき、プログラミング言語(JavaやJavaScript、Ruby、Perl等)を使って、サイトの内部システムが動くようにする仕事です。ちなみに、システムエンジニアは、システム開発全体をマネジメントする仕事です。

◎こんなときに計算力が役に立つ
プログラマーは理系でなく文系出身者も多い職業です。ただし、内容によってレベルの差が大きく、金融システムの構築は理系大学院レベルといわれています。ゲーム開発であれば、関数や、ベクトル、行列の知識は必要です。いずれも計算の正確性が求められます。

◎計算力のほかにプラスαしたい能力
プログラマーはプログラムが正常に動くかの動作確認を行い、修正を繰り返していく仕事です。コツコツと仕事に取り組める粘り強さが必要です。また、1文字でも不正確だとプログラムが作動しないので几帳面さ、正確性も求められます。

マーケッターと計算力

◎マーケッターとは?
マーケッターとは、企業のマーケティング全般を扱う仕事をする人です。マーケット(市場)のニーズを分析して商品やサービスの開発を行い、プロデュースし、広告宣伝までを行います。マーケティングコンサルタントとして独立して仕事をする人もいます。

◎こんなときに計算力が役に立つ
マーケッターの業務は幅広いので、さまざまなスキルが必要です。まず、データ分析を行い、市場ニーズとやトレンドを把握しなければなりません。膨大なデータ資料を読み解くには数字に強いことが求められます。また、新商品やサービスの開発は「もし~だったらどうなるか」を試行錯誤していくことが必要になります。考えやアイデアの正当性を実証するためには、常に数値的根拠が求められますし、会議中に即興で事業計画計算をしてプレゼンすることもあります。

◎計算力のほかにプラスαしたい能力
マーケッターにはプロジェクト全体を俯瞰する能力が必要です。また、プロジェクトに関わる多くの人とうまくコミュニケーションを行う能力も求められます。

まとめ

ここに上げた仕事以外でも、計算力があることが有利になる仕事はたくさんあります。むしろ、ビジネスは数字の世界ですから、計算力があり頭の回転が早いから困る仕事というのは皆無でしょう。将来大きく羽ばたいてほしいと願うなら、計算力を育んであげることは子どもにとって最高のプレゼントになるに違いありません。

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