そろばん学習

2022/09/08

おうちでの練習時間【先生のひとりごと】

シリーズ【そろばんの先生のひとりごと】
そろばんの先生から、保護者へ
学習のヒントだけではなく、子育てのヒントを発信

どうすれば自分から練習する?

「先生、家でもそろばんの練習をした方が、上達早いですよね?
なのに、うちの子全然練習しないんです。1時間練習するって約束したのに、
いくら言ってもきかないんです。まったくもう…」と、
お怒り気味のお母さんがいらっしゃいました。
そろばんに限らず、他の習い事や学校の宿題なども同じで
「いくら言ってもダメ」と頭を抱える親は多いですよね。
今回は家で練習をする習慣を身につけるためのチェックポイントをご紹介しましょう。

子どもが進んで練習したくなる声掛けのポイント

まず、「やりなさい」など命令形はNGです。
大人だって指示命令されるのは嫌ですよね。
利害関係があるときは仕方なくやっても、命令されるほど逃げたくなるのが人間の真理です。
命令しなくても「一緒にやろうか?」「やってくれたら嬉しいな」とか、
行動を催促する言葉は他にも沢山ありますよね。
言い方を変えたアプローチで、お子さんにビビッと届く言葉を探してみましょう。

次に練習時間です。
大人にも都合があって、今日は雨が降りそうだから先に買い物に行こうとか、
今日は疲れてるから明日にしようとか予定変更することもありますよね。
子どもなりにも家に帰ってたら何をしようとか色々考えていたのに、
いきなり親の都合で、あれやれこれやれを言われても反発したくなりますよね。
疲れている時にはおやつを先に食べてもいいとか、
時間に余裕を持たせて子どもにも意見を聞いてみましょう。

短い時間から少しずつできる声かけと工夫を

家庭学習はどれくらいやれば良いかという質問も多く受けます。
これは学習レベルによって異なります。
幼児で習い始めのうちは、時間ではなく1問できたらそれでよし。
集中時間は極端に短いですから、ちょっとやったら褒めてあげましょう。
「せっかくやり始めたなら1ページやりなさい」など強制してしまうと、
次からはやらなくなってしまいますよ。

小学校低学年で9級ぐらいに進んだら、10分から20分ぐらいでしょう。
教室と同じ時間だけ練習させようとしても、家には誘惑も多いし
集中できる環境作りも大変ですから、半分もできれば充分だと思って、
少しずつ増やしていくのがいいでしょう。
習慣づくりは短い時間から少しずつ、時にはご褒美も与えつつ、
楽しい時間になる工夫をした方が親も疲れませんね。

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