教育・子育て

2022/09/07

誰でもできる「集中力」の高め方

「私って集中力がないのよね」と思っている人は少なくないと思います。集中力があればもっとパフォーマンスよく仕事ができるのにと悩んでいる人もいるかも知れません。そもそも集中力とはどんな状態をいうのでしょうか。また、どうすれば高めることができるのでしょうか。

◎目標にむかって邁進する力
ただ何となく何かやれ!といわれても集中力は生まれません。集中力とは何か特定のことに集中してエネルギーを傾ける力のこと。具体的な目標を達成しようとして生まれる強い力が集中力です。

◎右脳が活性化されて生まれる力
人が何かに集中しているときは右脳が活性化しています。右脳は直感や記憶力、創造力を司る部分で、右脳がリラックスしていると高いパフォーマンスを実現できます。

◎何かを一生懸命やることから生まれる力
やる気はやり始めないと起こらないもの。集中力も何かを一生懸命行なっているときに脳のモードが切り替わることで生じる力です。

集中力がある子は強い!

◎自ら計画を立てて実行できる
集中力のある子は、自分で行動することができます。何をいつまでにやるのか決め、それを実行するスケジュールを立てて、確実に実行していきます。漫然と毎日を過ごさず、しっかり日々の行動管理をしていくので、目標を達成する確率が高くなります。

◎いざというとき集中できる
集中力は必要なときに発揮すべきもの。集中力のある子は、そのタイミングをしっかり分かっています。ですから、テストや受験など、ここぞ!というときに集中力を発揮して成果を出します。

◎短時間で成果を出せる
集中力が持続するのは、大人でも2時間程度といわれています。逆にいえば、集中力がある人というのは、この2時間はきっちり集中して物事に取り組めるということ。2時間みっちり集中していろいろなことを考えたり覚えたりすることができるということです。ですから、集中力がある子は、短時間で密度の濃い勉強をすることができます。無理に長時間勉強しなくても、テストでよい成績を取ることができるというわけです。

◎楽しんで物事に取り組める
集中力があると、何をやってもパフォーマンスが上がります。どんなことでも、できるようになってはじめて楽しさが分かるもの。集中力がある子は成果を上げやすいので何をしても楽しくでき、あれもやりたい、これもやりたいと好奇心を育んでいくことができます。

集中力の鍛え方

集中力をどうやって鍛えたらいいのか、いしど式そろばんの学習を例にとって考えてみましょう。

◎自分の目標に一生懸命取り組む
いしど式では、子どもは自分で自分の目標を決めます。先生はそれを実現できるようにお手伝いするサポーター。子ども一人ひとりが自分の目標にだけ取り組めるようなカリキュラムになっています。

◎右脳を活性化する
そろばん教室では暗算も習います。暗算はイメージ力を鍛えるので、集中力に関わる右脳を活性化させます。

◎日頃から集中する回数を増やす
日頃から何かに集中して取り組む習慣が身に付いていると、必要なときにぱっと集中モードに切り替えやすくなります。普段から集中する回数が多い人ほど、集中しやすくなるのです。
いしど式では多くの子どもが週に1回もしくは2回教室に通って練習します。決まった曜日に教室に来て、決まった時間集中して課題に取り組みます。ですから、小さな頃から集中する訓練を身につけることができます。

◎楽しんで続けられることをする
できることは面白いもの。面白いものには集中して取り組むことができます。そこで、いしど式はスモールステップという方式を採用しています。小さな目標をたくさん立てることで「できた!」という経験を積み重ね、それによってやる気を持続させる工夫をしています。

まとめ

集中力は生まれつきのものではありません。誰でも持っていて、いつでも鍛えることができるものです。一度身に付ければ一生の宝になる力ですから、小さな頃から鍛えてあげることをおすすめします。

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