教育・子育て

2022/09/05

頭の回転の速さとは? 鍛えるにはどうしたらいいの?

頭の回転が速い人は、みなの憧れの的。何でもささっと片付け、テキパキと行動していて、かっこいいですよね。そろばんで右脳の力を促進しつつ、さらに頭の回転を速くするのに役立ちそうな方法をまとめました。

まず「頭の回転がいい」とは、いったいどんな人のことをいうのでしょうか。
一般的には、次のようなことが挙げられるのではないかと思います。

・ひらめき力がある、アイデアマンである
・急な状況にもその場で柔軟な対処ができる
・相手の問いかけに的確に答えられる、レスポンスが速い
・人が言おうとしていることを素早く正確に汲み取れる
・計算が正確で速い
・仕事の飲み込みが早い
・仕事の手際が良い
・決断力がある
・複雑なことをシンプルにまとめられる
・説明が的確で分かりやすい

まとめると、その場の状況や相手の考えを素早く理解して的確な対処ができる人、正しい判断をさっと行える人、相手の意図を汲み取って対応できる人といえるでしょう。つまり、頭の回転が早い人は仕事ができて、人とのコミュニケーションも円滑に行うことができる人ということになります。

どうすれば頭の回転がよくなる?

アナログも大事にする

デジタルの世界はとても便利ですが、本来人間ができることもコンピュータが行ってしまうので、脳を衰えさせる原因にもなります。計算するときは電卓を使わない、ブレインストーミングを行うときは手を動かして紙に書くなど、アナログな行動も取り入れることで脳を働かせましょう。

右脳を鍛える

人間の脳には右脳と左脳があります。右脳はイメージや想像力、感情を司り、左脳は言語や計算など数理的な処理を司っています。頭の回転が早い人は、相手の気持ちや状況を想像する力に長けています。ですから、そろばん、暗算などで右脳を鍛えることで頭の回転を早くすることができます。

未知のことにチャンレジする

脳を活性化させるには、何か新しいことに取り組むのも効果的です。すでに慣れてしまっているルーティン仕事ではなく、全くやったことがないことに取り組むことで、これまで使っていなかった脳の部分を使って活性化させることができます。「いつも同じことばかりでつまらないな」と感じたら、何か新しいことにチャレンジしてみましょう。

ほかにこんな方法もあります

睡眠をしっかり取る

頭の回転をよくするには、回転を遅くすることを避けることも必要です。たとえば、睡眠不足。睡眠は疲れた脳をしっかり休めて酸素を補給し、脳をベストコンディションにするのに必要です。睡眠が不足するとよいアイデアも湧きませんし、集中力を欠いてミスが多くなります。忙しいときこそ質のよい睡眠をたっぷり取って、脳をよい状態にキープするように心がけましょう。

軽い運動をする

激しい運動は疲労を高めますが、軽い運動は全身の血行をよくして酸素を脳に運ぶので、頭も活性化してくれます。運動といっても、散歩やウォーキング、ストレッチ程度の軽いもので十分です。デスクワークが続いているなと思ったら、仕事の手を少し休めて、散歩したり手足を伸ばしたりしましょう。凝り固まった筋肉がほぐれると同時に、頭の回転もきっとよくなっていることでしょう。

いろいろな人と会う

人とのコミュニケーションは脳をとても活性化させます。相手の話を聞き、相手の感情を想像し、相手のことを考えて話さなければならないので、脳を活発に使うことになります。一人で家にこもっているよりも、積極的に外に出て人と会ったほうが、いつまでも若々しい脳でいることができます。

まとめ

頭の回転が早いと、仕事も人間関係もスムーズになります。大人になってからも適切な刺激を与えることで、頭の回転を早くすることは可能です。諦めずにできることをやってみてはいかがでしょうか。

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