その行動、手助けしすぎかも?

そろばん教室に通う幼稚園児のAちゃん。
しっかりもののAちゃんですが、お父さんの前ではいつもと勝手が違います。
お父さんがそろばん教室に付き添っていらっしゃった時、
練習の前にAちゃんが「喉が乾いた」というと、
お父さんは水筒のキャップを開けて口元に運び、
飲んだ後はハンカチで口元を拭ってあげていました。

そして、靴と上着を脱がせてあげて、座る時には
スカートがしわにならないようにさっと裾を持ち上げてあげます。
そして、そろばんもテキストも全部並べてくれて、
Aちゃんはまるでお姫様状態。

そして、そろばんが始まると、Aちゃんじゃなくて
お父さんがそろばんをやっているのかと見間違えるぐらいに、
先回りして全部答えを言ってしまうんです。

子どもは可能性の塊 親の役割とは?

お父さんは仕事がお忙しい方のようで、普段は家にいることが少ないとのことでした。
きっと、お父さんの中でAちゃんはまだ赤ちゃんなのでしょう。
そして、お世話をしてあげることが親の役割だと思っているのかもしれません。

賢いAちゃんは、そのお父さんの気持ちを理解してか、
本当は自分でできるはずのことをされるがままに従っています。
「子どもは大人に比べて不完全な存在で、
大人が世話をしてくれるのを求めている」と考えがちです。
しかし、本当は「子どもは可能性の塊で、自分でできるようになろうとしている」のです。

だから、大人は子どもができるようになるための手助けをしなければなりません。
子どもは日々成長していて、出来ることがどんどん増えているはず。
しかし、大人のほうがそれに追いついていかないことが多いのですが、
普段家にいることが少ないお父さんは、
なおさら子どもが成長していることに気づいていないのかもしれません。

心配するより、成長の機会を見守ることを大切に

その後もお父さんは、「ちゃんと理解できていますか?」
「自分で質問できていますか」など、沢山、沢山心配事を話していかれたのですが、
全て「なんの心配もいりませんから大丈夫ですよ」という答えしかありませんでした。

可愛い我が子を心配する気持ちは十分にわかりますが、手を出し過ぎることは
子どもの成長の機会を奪うことになりますから気を付けなければなりませんね。

お母さんには「それぐらい出来るよ」と口答えするAちゃんなのに、
お父さんの気持ちを理解しているのか、従順にしている姿は
親よりもはるかに大人びているように感じました。

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