教育・子育て

2022/09/08

先生のひとりごと「2050年の社会を生きる子どもたちに必要なこと」

シリーズ【そろばんの先生のひとりごと】
そろばんの先生から、保護者へ学習のヒントだけではなく、子育てのヒントを発信

2050年を想像したことはありますか?
現在の小学生たちが40歳になる頃の社会です。
現在発表されているニュースでは、宇宙エレベーターの完成(大林組)、
火星移住(今年ロシアの会社が移住券販売)、
トヨタが発表した水素を燃料にできるFCVは究極のエコカーで、
これが普及すれば、ガソリンエンジンが無くなるでしょう。
まるでFS映画のような未来を生きていく子どもたちに
今、必要な教育はIQ(知能)の高さよりも、
「忍耐力」「粘り強さ」「意欲」「協調性」「計画性」など、
ペーパーテストでは図ることのできない「非認知能力」であると言われています。

そろばんで養われる「非認知能力」

この「非認知能力」がそろばん学習で養われるとして、
更に脚光を浴びています。
暗算世界大会で1位、2位を取った卒業生2名も、
大変学力優秀な生徒ではありますが、
その根底にあるのは、まさに非認知能力の高さです。
彼らは小学生の頃から、そろばん学習を通して、
目標を達成するために必要な「忍耐力」「自制心」「意欲」を養ってきました。
今回の世界大会出場に向けての取り組みは、並々ならない努力がありました。
そして、見事栄冠を勝ち取ったときに見せた、
周囲への「感謝」「敬意」など気配りの姿勢も非認知能力の一つです。

「未来に生きるそろばんのチカラ」

世界1,2位を獲得した2人の卒業生が、
そのエビデンス(証拠)であるように感じています。

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