子どもの年齢によって変えるアプローチ

同じことを何度も注意しているのに、
聞いてくれないとイライラしていませんか?

これを改善するためには大人側のアプローチを変えるしかありません。
そのために知って欲しいのは、
子どもの年齢によってアプローチの方法は違うということ。
そろばん教室に通う生徒さんは、
主に幼稚園児から小学生の生徒さんですが、
この期間に節目を迎えるのは「10歳」です。

理解の程度

9歳ぐらいまでは、例えるならまだおとぎの世界の住人です。
草花が歌い、動物がおしゃべりをする世界です。
この年齢ぐらいまでは、正義のヒーローなどTVキャラクターに憧れ、
大きくなったら自分もそうなれると信じています。
おとぎの世界では、突然、何の因果関係もなく怪獣などが出てきますので、
自分を守ってくれる大切な存在(父母)に頼らなければ
生きていけないことも理解をしています。

時間、空間、物事など全ての因果関係を理解していないので、
やり方や順序を丁寧に教えてあげることで
「何度も言っているでしょ」と言わなくて済みます。
大人にとっては当たり前でも、
実は理解していないから何度注意されても出来ないとういことがあるのです。

『質問』と『承認』の繰り返し

次に10歳頃を境に、一気に空想の世界から現実的に変わります。
脳の発達と成熟により、物事の認知が変わるのです。
「ご褒美はお金がいい」といいと言い始め、
自分は誰の力も借りずに何でもできると自分を過信しがちになります。
そうすると、
今までのようにあれこれ細かく言わることが嫌でしょうがなくなってきます。
なので、細々と言う事は止めて自分で考えさせるようにします。
「あなたはどうしたい?(質問)」⇒
「そうか、それはいいね(承認)」⇒
「どうやったら出来る?(質問)」⇒「なるほど(承認)」
というように、指示命令ではなく、
質問によって考えの足りないところや間違いを自分で気づくようにします。
質問だけでは責められているように感じてしまいますので、
承認の言葉を挟みます。

大人は正解が見えているから「こうしなさい」と指示しがちですが、
自分で考えて納得させるプロセスを挟むことで自ら行動するようになります。
子どもは永遠に子どもではありません。
子どもの成長を大人側が理解して、親も共に成長しなければなりませんね。

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