学校教育現場でも「生きる力」を育てることが目標とされています。生きる力の一つといえるのが「自立」です。では、自立できる子供に育てるためには、どんな方法があるのでしょうか。

自分の頭で考えさせる

自立とは、文字通り一人で何でもやるということ。自分で状況判断して、自ら行動ができることをいいます。そのために最も大事なのは「自分の頭で考える」ということです。

善悪や危険を知らない小さな子どものうちは、親や周りの大人が教えてあげなくてはならないこともあります。しかし、小さい子どもでも自分の意思や判断力はあります。幼稚園児だからといって考える力がないわけではなく、年を重ねていろいろな経験を積んでいく中で、子どもなりの意見や判断力は着実に育っています。

ただし、この考える力は子どもに考える経験をさせなければ育てることができません。親がいつも子どもの代わりに考えて判断し、「○○しなさい」と命令してしまうと、いつまでたっても子どもの中に思考力や判断力が育ってくれません。特に文字が読めないくらいの小さい子どもは、毎日の経験が思考力の訓練になっていますから、親が先回りして何でも考えてあげてしまうと、子どもからこの貴重な機会を奪うことになってしまいます。ですから、危険がないかどうかだけ親は判断してあげて、小さな子どもでも自分で考えて行動するようにしてあげてください。

親が上手に子離れする

親が過干渉だと、子どもはなかなか自立できません。最初は赤ちゃんなので、何でも親がしてあげなければなりませんが、それはほんのいっときのこと。子どもはグングン大きくなって、自分え何でもできるようになっていきます。

しかし、親が「まだまだ心配」といつまでも子どもに手をかけてしまうと、子どもの成長を邪魔することにもなりかねません。子どもを健やかに育てたいなら、子どもの成長に合わせて親が徐々に子離れをしていくことが大切なのですが、実は、これが簡単そうでなかなか難しいもの。親にとっては子どもはいくつになっても可愛いので、子離れのタイミングを逃しがちです。子どもを育てるときは「手をかけ・目をかけ・声をかけ」と言われますが、成長に会わせてかけるものを変えていくのがポイントです。

チャレンジする気持ちを育てる

「自分でやる」という自立心の源には「自分にはできる」という自負心や自尊心があります。自信がなければ「できそうだからやってみたい」という気持ちにはなれません。自立できる子どもにしたいなら、自信を持って何にでもチャレンジする気持ちを育てることが重要になります。

自信は最初からあるものではありませんし、生まれつきの性格によるものでもありません。多くの人は、成功体験を何度も積み重ねていくうちに自信を身につけていきます。ポイントは小さな成功体験を数多く積むこと。あまり大きなゴールを目指してしまうと、挫折しやすく、挫折感が残ってしまいます。少し頑張れば手が届きそうな目標を設定して、それを一つ一つクリアしていくことで、成功体験を何度も積み重ね、ゆるぎない自信を身につけていくことができます。

まとめ

子どもの成長過程に合わせて必要な刺激を与え、親が温かく見守ってあげれば、自立できる子どもに育てることができます。自分の頭で考え、判断し、行動できる頼もしい子どもに育てていきたいものですね。

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やまちゃん

教育ライターのやまちゃんです。
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