教育・子育て

2022/09/08

家でも役立つ!イメージトーク例

前向きなほめ言葉で、自己肯定の心を養う、『イメージコントロール法』。今日も一人でも多くの子どもたちへ、ひとつでも多く贈りたい、前向きな未来へのエールをご紹介いたします。

スポーツ選手のイメージトレーニングは、雑念を払い、成功イメージだけ
を繰り返し強く印象を残すことで、集中力を高められると考えられています。

いしど式は日本のスポーツ界に導入されたばかりのころから
『イメージコントロール法』を取り入れ、授業が始まる前と後に
「イメージトーク」と呼ばれる頭のウォーミングアップが行われています。

「今日は良い点取るぞ!」「次は全部正解できるようにがんばろう!」
など目標を声にだし、良いイメージを持って学習に取り組めたり次に
つながる形で授業を終わらせます。

こうして、何も考えずに練習するのと、やる気になって練習をするのとでは
結果が全く違うのです。

イメージトークのポイント

ポイントはとにかく、“無理のないイメージ”が浮かぶような話し方をすることです。

他えば子どもが今度そろばんの試験があるとか、英語の試験があるとした
時に、「頑張ってね!」「勉強しなさい!」と言っても子どもは
プレッシャーを感じるだけ。

それよりも「試験に合格したら前から欲しいって言ってた自転車買って
あげるね。」と言った方が、やる気がでますよね。

「~しちゃダメ」などの非定型は、脳は受け付けないので言ってもやる気を損ねるだけです。

「合格したら立派な賞状もらえるよ」というと、子どもは自分が賞状を
もらった姿をイメージします。普段から「こう言ったらその気になるだろうな、
こう言ったら喜ぶだろうな」ということを考えながら、話しましょう。

そして、子どもを褒める時は、めいっぱい驚いて、抱きしめてあげて
ください。そうした反応が子どもは何よりも嬉しく、自分の頑張りを
確かな喜びとして実感します。
次の頑張りにつながる勇気を手に入れます。

まとめ(イメージトーク例)

・「●●が終わったら一緒におやつ食べようね」
・「ここができてたら60点だったね!」
・「合格したら大好きなアイスクリーム買ってあげるね。」
・「合格したら立派な賞状がもらえて、前で表彰されるよ!」
・「そろばん、できたかっこいいね!(お母さん助かるな~)」

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