赤ちゃんの頃はあまり感じない男女の差も、幼稚園児〜小学生にかけてだんだんと出てきます。一般的な傾向として、男児と女児の発達にはどんな違いがあるのでしょうか。特に、未就学児の頃は「うちの子は他の子と比べてどうなの?」という心配を持つ親が少なくありません。それぞれの成長の違いを知っておきましょう。

男の子と女の子の【体】の成長

◎幼児の頃
男の子も女の子も、5歳で6.0cmくらいずつ身長が伸びます。6歳直前の平均身長は、男の子も女の子も身長112.0cm前後、体重19.0kg前後。就学前になると、体格の違いが出始めます。行動も活発になる時期です。小さかったり痩せていても、元気に遊んでいるようであれば問題ありません。

◎小学生の頃
体格の差は、小学生になるとさらに進みます。高学年になると、同じ学年内でも身長差がかなりあります。一般に女の子のほうが身長が早く伸びるので、背の高い子が目立つようになります。卒業の頃にはランドセルが似合わなくなるくらい伸びる子もいますが、身長は中学になってからグンと伸びる子も多いので、小学生のうちは相対的に背が低くても問題ありません。給食を食べる量も個人差が大きく、何度もおかわりする子もいれば、毎回残す子もいます。ただし、食と体格とは比例せず、たくさん食べても小さい子もいれば、食が細いのに大きい子もいます。健康に問題がなく、元気に過ごしていれば気にする必要はありません。

男の子と女の子の【心】の成長

◎幼児の頃
就学前になると、感情に落ち着きが出てきます。それまで駄々をこねていたのが、周りを見ながら少し我慢できるようになります。年長さんになり、下の年齢の子どもの面倒を見ることができます。自分の言葉で言いたいことを言えるようになります。女の子の中には、着るものにこだわったり、場を仕切ったりするなど、しっかりした面を見せる子、いわゆる”おませさん”が出てきます。

◎小学生の頃
小学生になると、反抗期が起こります。反抗期も成長過程の一つで、第二次性徴期にホルモンバランスの関係で生じるものです。早い子では、2年生くらいから出始めます。自立心が芽生え、親に反抗的な態度を取りたがります。いちいち口答えをする、親の言うことをうるさがるといったことのほか、女の子は父親を嫌がるようになります。一般に女の子のほうが男の子よりも早く心が成熟しやすく、高学年になると考え方や行動が大人な女の子が増えてきます。

男女問わず、個人差が大きい

◎その子だけの成長速度がある
子どもにはそれぞれ個性があるように、成長の速度も子どもごとに大きく異なります。たとえば、多くの親御さんが心配する「身長」は、一般に女の子は小学校高学年の11歳前後、男の子は中学1年生の13歳前後に大きく伸びるといわれています。しかし、小学校高学年で背が低い女の子もいれば、背が高い男の子もいます。また、心の発達も子どもごとに大きく異なります。ゆっくりでもその子なりに成長が認められていれば、まったく問題ありません。

◎心配なら専門家に相談を
成長の度合いが問題になるのは、他の子どもと比べてどうかではなく、その子の成長曲線が極端に伸びていない場合です。もし、体の成長や情緒の面で心配がある場合は、子育て支援施設や、小児科などで専門家に相談することができます。小学校入学前なら、地域の就学相談などでも受け付けてくれます。

まとめ

個人差があるとはいえ、つい他の子と比べてしまって、いたずらに不安を感じるママも少なくありません。一人一人顔が違うように、成長の速度も違います。焦らず、大らかに見守ってあげたいですね。

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やまちゃん

教育ライターのやまちゃんです。
教育関連全般や自己啓発関連の記事を書いています。よろしくお願い致します。

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