そろばん学習

2022/09/08

子どもが嘘をついたら【先生のひとりごと】

シリーズ【そろばんの先生のひとりごと】
そろばんの先生から、保護者へ
学習のヒントだけではなく、子育てのヒントを発信

嘘をついた背景を探る

子どもが嘘をついたら親としては、とてもショックですよね。
なぜ、嘘をつくのかというと
「失敗を隠したい」「人の注目をひきたい」などの理由があります。
失敗を隠したいというのは、叱られたくない、悪く思われたくない、
という心理です。
人の注目をひくための嘘は、自分が有利になりたいとか、
寂しさの裏返しだったりもします。

嘘をつくという行為の裏側には、
他人と自分、社会における関係性を理解できるようになった
成長の表れでもあると言えます。

大人のほうがもしかすると、無意識を含めて、
自分の有利になるように話を解釈したり、
都合よく言い換えていることが多いかもしれません。

子どもが嘘をつくのは「心の力」がついてきた証拠

嘘をつくというのは成長の証でもあります。
ですから、「うちの子は嘘をつきません」ということは、ありません。
正常な発達をしていれば、必ず芽生える心理現象です。
だからと言って、嘘をつくような子に育ってほしくはありませんよね。
しかし、嘘をついたからと言って厳しく叱るだけでは、
叱られないために嘘を重ねてしまうことになりかねません。
問い詰めたり、強要するほど心を閉ざしてしまいます。

大切なのはその心理を想像すること

まずは嘘をついた理由とその心理を想像してあげて下さい。
そして、それが寂しさの表れだったら
コミュニケーションを増やしてみましょう。

自己顕示欲の表れなら、認めてあげましょう。
人を陥れるようなことなど場面によっては、厳しい注意も必要です。
そして、必ず嘘はバレてしまうという経験や、
結果自分が損をしてしまうことを知る機会を含めて、
成長のステップと捉えていきましょう。

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