教育・子育て

2022/09/08

午前の時間を無駄にしない! 目覚めをよくする方法

日中の集中力や記憶力をフルに発揮するためには、気持ちの良い目覚めが不可欠!朝、スッキリと目覚めるためには、どんなことをすればいいのでしょうか。爽やかな朝を迎えるためのアイデアをまとめてみました。

スッキリと目覚めるには、体を睡眠状態から覚醒させる必要があります。人間の自律神経には交感神経と副交感神経がありますが、目覚めたら、寝ているときに優位だった副交感神経から交感神経にスイッチを切り替える必要があります。

交感神経を刺激するには、顔を洗ったり、歯を磨くのもよいですが、まず最初にやるべきなのが、カーテンを開けること。一定以上の明るさの光を浴びることで、交感神経が活発に動き始めます。

よい目覚めには「香り」も有効です。嗅覚への刺激は鼻から脳へ直接伝わるので、脳がダイレクトに刺激されて、短時間でシャキッと目覚めることができます。中でも目覚めによいのは、ミントのようなスッキリ清涼感のある香りやオレンジ、グレープフルーツのような柑橘系の香りです。また、起きがけに水を一杯飲むことで、胃腸が刺激されて目覚めを促します。

体内時計を整えるには、規則正しい生活を送ることが重要です。できるだけ決まった時間に寝るよう心がけていると、よい睡眠サイクルができてきて、目覚まし時計がなくても自然と気持ちよく起きられるようになっていきます。

好きなことを用意しておく

朝シャキッと起きるためには、何か好きなものを用意しておくのも有効です。起きたときに好きな音楽やラジオ番組が流れるように、ステレオに時間予約設定をしておくと、気分よく起きられます。音楽を聴くと、やる気ホルモンといわれているドーパミンの分泌が増えるといわれているので、きっと午前中の仕事が気持ちよくはかどるに違いありません。最近では好きな音や声で起こしてくれる目覚ましアプリも手に入ります。

朝食用に好きなものを食べるのも、目覚めを促します。たっぷりのフルーツを用意しておいたり、丁寧にコーヒーを淹れて飲んだり、忙しい時間だからこそよい朝食時間を過ごすことが大切です。

寝る前にちょっとひと工夫

目覚めをよくするためには、質の良い睡眠を取ることも大切です。質のよい睡眠を作るには、寝る前の過ごし方に注意が必要です。大事なのは、刺激を減らして、穏やかに入眠できる環境を整えること。まず、部屋の明かりを少し暗めにし、スマホやテレビ、パソコンの光を浴びないようにします。カーテンは閉めてネオンなどが部屋に入らないようにしましょう。夜はメラトニンというホルモンが活発に分泌されて、自然と眠くなるようになっていますが、いつまでも明るい光を浴びているとメラトニンが十分分泌されなくなり、なかなか寝つけなくなってしまいます。

また、コーヒーなどカフェインを含む飲み物には興奮作用があるので、寝る前はできるだけ控えましょう。どうしても何か飲みたい場合はデカフェにするか、ホットミルクがおすすめです。ホットミルクには、トリプトファンは、精神の興奮を鎮めるセロトニンの分泌を促し、セロトニンがたくさん出るとメラトニンもよく出るようになるので、結果的によい眠りにつながります。いわゆる「寝酒」はNGです。知らないうちにアルコールの量が増えていってしまうこともあるので注意が必要です。

まとめ

誰でも朝は眠いものですが、すっきり目覚められばそれだけ午前中から活動的に過ごすことができます。ここに挙げたようなことを試して、スッキリ気持ちよく起きる方法を見つけてみてくださいね。

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