検定試験で不合格・・・そのとき親はどうするべき?

そろばんの検定試験は大人と子どもの区別がありませんから、非常に難しく厳しいものです。ですから、3級合格まで一度も不合格の経験をしたことがないという生徒さんは、ほぼいないのではないでしょうか。
ある保護者さんから「試験に落ちて落ち込んでいます。
もうそろばん教室には行かないと言っています。
どうしたらいいでしょう」という相談がありました。
ありがちなのは「できないからアドバイスしてあげているのに言う事を聞かない」
と親が逆ギレしてしまう。
または「こんなに落ち込んで可哀そうに。
もう試験は受けなくていいわよ」と逃避させてしまう。
このパターンは避けて頂きたいものです。
どのように接すべきかは、お子さんのタイプと年齢など経験や習熟度によって変わります。

失敗には「〇〇」の時間が必要

幼児、低学年なら次にチャンスがあることさえ知らない場合もありますから
「励ます」「勇気づける」応援が有効な場合もあります。
「一緒に落ち込む」など、残念な気持ちに共感し寄り添ってあげることも時には必要です。
他にも「アドバイスをする」「代替えの目標設定をする」など色々な方法がありますが、
全てにおいて共通するのは失敗には「内省」の時間が必要であるという事。
他人からあれこれアドバイスをされるよりも、何が良くなかったのか、
次はどうすれば良いのかを自分自身で振り返る時間が必要です。
特に自尊心が芽生える小学校高学年や反抗期であれば、
羞恥心や周囲の反応も気になります。
それは親に対しても同じですから、心配しすぎたり、「練習しないあなたが悪いのよ」など例え事実であったとしても傷口に塩を塗り込むようなことをしてはいけません。子どもに完璧を求めすぎると、失敗を他人や環境のせいにするなど過剰な防衛行動をとるようになってしまうこともありますから気を付けたいですね。

失敗は成功の基

そろばんに限らず、不合格や失敗は人生の中では必ず起こる出来事です。
失敗を恐れず、立ち上がる力を養うことこそがそろばん学習で身につけたい力でもあります。

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いしど式代表  石戸珠算学園 学園長 
沼田 紀代美 

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