教育・子育て

2022/09/06

楽しみながら左脳を鍛えられる、アナログゲーム紹介

今いろいろなゲームが世の中にはありますが、家族みんなで楽しめる昔ながらのゲームが再注目されています。
家族や兄弟で楽しめて、脳の活性化にも役立ちそうなゲームをご紹介します。

◎論理的な思考を司る
脳には左脳と右脳があり、それぞれ役割が違います。左脳は、思考や論理に関係している脳で、右脳は感情や五感に関係している脳です。左脳は、動物の中でも人間に発達しているのが特徴です。左脳は、計算や言語を処理し、論理的に状況を把握して分析します。ただし、脳の違いにはまだ未解明な部分も多いのが現状です。たとえば、楽器の音を聞く場合でも、洋楽器の音を聞くときは右脳が主に働くのに、和楽器の音を聞くときは左脳がよく働くという報告もあります。右脳も左脳もどちらも大切ですから、バランスよく働くように鍛えることが大事です。

◎アナログなゲームで鍛えよう
左脳は論理的な判断を行う脳です。たとえば、一夜漬けで勉強しているときは、左脳で一生懸命理解し、覚え込もうとします。左脳を鍛えようと思ったら、一番よいのは何かを一生懸命考えることです。買い物をするときはおつりを頭で計算する、一番お買い得なものを試算する、メモを取らないで頭で整理してみるなど、頭をフル回転させることで左脳を鍛えることができます。そのほかにも、昔からあるゲームをして左脳を使うのもよい方法です。一手を考えたり、戦略を立てたり、駆け引きを必要とするゲームなどが、左脳を鍛えるのに役立ちます。

考える力を養うゲーム

◎将棋、囲碁、チェス
オーソドックスなこれらのゲームは、高度の思考力が必要とされます。頭の中に盤をおいて、数手先まで読むので、右脳をまず使います。ただし、ルールや駒の動きなどを理解するためには左脳も使います。また、戦術を考えるのにも左脳を働かせることになります。

◎そろばん将棋
いしど式が運営している「白井そろばん博物館」では、イベントで「そろばん将棋」を行っています。駒の動きなどのルールは普通の将棋と同じですが、制限時間10分で1手10秒以内というのが違う点です。プロ棋士の対戦も見られる人気イベントで、対局には初心者から参加可能ですから、興味がある方はぜひ一度チャレンジしてみてください。

小駆け引きが必要なゲーム

◎オセロ、リバーシ
オセロは8×8のマス目で白黒の石を使って行うゲームで、日本の企業の登録商標です。リバーシも基本的なルールは変わりませんが、盤の大きさやサイズに制限はありません。このゲームで勝つには、コツを押さえて戦略を練る必要があります。うまく石を置かないと、あっという間に劣勢になってしまうのが、難しくもあり面白くもあるところ。もちろん、左脳をしっかり働かせなければなりません。

◎カード、ボードゲーム
トランプやボードゲームも、駆け引きが必要になるので左脳をたっぷり使います。単なるババ抜きでも、相手に悟られずにどうババを引かせるか考えなければなりません。ボードゲームは、確率を考えたり、相手の心理を読んだり、先を読んで判断しながら進行していきます。たとえば、日本でも人気があるモノポリーは、一気にお金を増やすチャンスもあれば、一文無しになってしまう可能性もあります。ヒヤヒヤしながら一生懸命考えることで、頭が鍛えられます。

まとめ

いかがでしたか?今は大人も子どもも何かと忙しい時代です。休日は家族みんなで集まり、ゆっくり時間をかけてボードゲームなどをしてみてはいかがでしょうか。脳が生き生きと若返ってくるかもしれません。

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