子供が小学校に上がるころ、ちょうど歯が生え変わる時期になります。 とはいえ、さすがに自分が子どもの頃どうだったかは忘れている方が多いのではないでしょうか。乳歯が生え変わる時期に気をつけておきたい点などをまとめてみました。

乳歯から永久歯へ

子どもが5〜6歳前後になると、永久歯への生え変わり始めます。全ての歯が一気に生え変わるのではなく、6〜7年間かけてゆっくり1本ずつ生え変わっていきます。親知らずを除くと歯は全部で28本ありますが、この全てが永久歯に生え変わるのは12〜13歳頃。小学校入学前後に歯が生え変わりはじめ、中学生で永久歯が生え揃うことになります。歯の生え変わりは、最初に下の前歯が前から順に生え変わり、次に上の前歯が前から順に生え変わります。10歳~11歳頃に奥歯の生え変わりが始まり、12〜13歳頃に生え変わりが完了するが一般的です(個人差があります)。

注意したいのは、乳歯と永久歯で本数が違うことです。乳歯は20本、永久歯は28本あり、永久歯のほうが歯の数が多くなります。生え変わりの最後のほうで、臼歯(奥歯)が最初から永久歯として生えてきます。

虫歯リスクが高いので歯磨きに注意

歯が生え変わる時期は、乳歯と永久歯が混ざっており、歯並びがガタガタしています。そのため、よくブラッシングしないと虫歯になりやすい状態になっています。永久歯は、生えてから1年間くらいは酸に弱く虫歯になりやすいため、虫歯予防が重要になります。特に奥歯は歯ブラシが届きにくいので、要注意。子どもに歯磨きさせた後は、親が必ず仕上げ磨きをしてあげるようにしましょう。仕上げ磨きは夜寝る前だけも効果があるので、できれば小学校卒業くらいまでは継続することをおすすめします。歯ブラシが大きすぎると奥歯まで届かないので、年齢とお口にあった適切なサイズを選んでください。月に一回程度は歯ブラシを交換することもお忘れなく。

歯ごたえのあるものを食べさせて健康な歯に

永久歯が生える頃になると、子どもの食生活も変わってきます。食事内容にバリエーションが出てきて、脂っこいものや甘いお菓子を食べる機会がぐんと増えてきます。友達付き合いも増え、小さい頃と違って親が管理しきれなくなるぶん、虫歯予防が重要になります。また、あごが成長する大事な時期でもあり、あごの発達が悪いとせっかく生えてきた永久歯の歯並びが悪くなってしまうケースもあります。

子どもの歯の健康を守るためには、歯磨きを徹底するとともに、普段の食生活にも気を配ることが大切です。柔かいものばかり食べていると咀嚼力がつかず、あごが成長しないので、できるだけ歯ごたえのある固いものも食べさせるようにします。きゅうり・人参などの生野菜を食べさせたり、切り干し大根やきんぴらごぼうなどを、夕食に積極的に取り入れれてみてください。カルシウムや食物繊維も取れて一石二鳥。肥満予防にもなります。

まとめ

乳歯は生え変わりますが、永久歯はそのまま一生使う歯です。生え変わりの時期に歯をしっかりケアして丈夫な永久歯にすれば、一生の宝物になります。子どもに歯の大切さを教えるとともに、親がしっかりケアしてあげて、よい永久歯を子どもに作ってあげましょう。

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