そろばん学習

2022/09/08

駄々をこねる子になんて言っている?【先生のひとりごと】

シリーズ【そろばんの先生のひとりごと】
そろばんの先生から、保護者へ
学習のヒントだけではなく、子育てのヒントを発信

大丈夫?駄々をこねる子どもへの声かけ

大人から見る、どうしようもないことで駄々をこねたり、
聞き分けなくぐずったりすることってありますよね。
そういう時に限って、「こんな場所で」「こんな時に」など
大人にとっては都合の悪い時だったりします。
そうすると、ついつい言ってしまうのが
「もう知らないよ」「勝手にしなさい」
などの言葉だったりしませんか?

子どもの心理を理解する

子ども自身は、自分の気持ちの整理がつかない状態であり、
更にボキャブラリーも少ないため
気持ちを伝えることもできません。
大人だって、落ち込んだ時などは
自分の気持ちを言葉に表すことは難しいはずです。
今の状況を整理して落ち着くためには
思考を整理することが必要なのに
「勝手にしなさい」と言われてしまうと、
どうしたらいいのか余計に収拾がつかなくなり
泣き叫んだりしてしまうのです。
駄々をこねている時こそ、
大人が丁寧に状況を説明してあげることが必要です。

子どもの気持ちに寄り添い次の行動につなげる

買って欲しいものが買ってもらえなくてぐずっているなら
「大好きなものだから欲しい気持ちが分かるよ」と、
まずは共感。
「今日は、お金がないから我慢してね」など、
どうしてダメなのか理由をいう事。
そして、次の行動をどうすべきかを示すために
「今度来た時に買おうね」とか、
「お家に帰っておやつを食べよう」など
今、駄々をこねるのをやめて
別の選択肢があることを示します。
すぐに駄々をこねるのをやめるわけではありませんが、
共感、理由、次の行動を示してあげることが
自分の気持ちを整理して
次の行動につなげる訓練になっていきます。
突き放してしまうような言葉ではなく、
根気よく気持ちに寄り添ってあげましょう。

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