教育・子育て

2022/09/07

路線別・千葉県で人気の街の子育て住環境(JR常磐線編)

千葉県内には、子育て世代に人気の住宅地があります。JR常磐線沿線で、柏市・我孫子市エリアの子どもの教育環境・ 暮らしやすさ・地価など、街の魅力を路線別に紹介します。

◎JR常磐線とは
JR常磐線は、路線全体では非常に長い区間を走る路線です。上野から南千住・北千住、千葉県松戸市~柏市~我孫子市を結び、さらに牛久や水戸~仙台までを結びます。「常磐線快速」は上野~取手駅間を指し、約40分です。上野東京ラインの開通に伴い、品川・新橋・東京まで接続するようになりました。主要駅は上野、日暮里、南/北千住、松戸、柏、我孫子、取手などです。

◎JR常磐線エリアの特徴
東京の下町を走り、千葉の主要な街を通る路線です。北千住、柏、松戸などを中心に商業地が発達し住民が多くなっています。従来ベッドタウンとして人口が増えていった地域ですが、近年ではより都心に住む人が増えてきている影響で、少し人口が減少しているようです。地価もやや下がり気味で、マイホームを求めやすくなっています。

◎地価総平均
JR常磐線沿線の地価総平均は、13万4181円/㎡です。
参考:http://www.tochidai.info/rail/joban/

柏市エリアの子育て住環境

◎「住みたい街No.1」商業施設が多く便利な街
千葉県の中核都市のひとつが柏市です。都心へのアクセスがとても便利な柏駅を中心に、多くの商業施設が集まっており賑わっています。ショッピングやグルメなど、生活利便性が高く人気があります。

◎教育施設が多く学生が多い
市内には東京大学・千葉大学・二松学舎大学といった各大学の柏キャンパスがあり、麗澤大学や開智国際大学などもあって学生がたくさん住んでいます。駅前は賑やかですが、市街地は研究機関が多い落ち着いた文教都市です。

◎待機児童数も減少傾向
人口増加に伴い待機児童が問題になりましたが、行政あげての取り組みで保育園も増え、育児しやすい環境が整いつつあります。

◎緑化施設もたくさん
このエリアには手賀沼があり、もともと美しい自然に恵まれたところでした。宅地開発が進んでも、柏駅から少し離れれば、緑豊かな景色が広がっています。市内には「あけぼの山農業公園」「柏ふるさと公園」「柏公園」「手賀の丘公園」「柏の葉公園」など公園がたくさんあります。休日に子どもとゆっくり遊ぶところには困りません。

我孫子市エリアの子育て住環境

◎暮らしやすさを追求してきた街
我孫子市は、昔から暮らしやすい街として人気があります。市が住環境整備を最優先課題として取り組んできたおかげで、待機児童数ゼロも達成。子育て支援施設や育児サークルなどの活動も活発です。市内の高齢者に向けて4年制の「長寿大学」も開校。子どもからお年寄りにも優しい街を作っています。

◎手賀沼の自然がいっぱい
市内には、野鳥の宝庫として全国的にも有名な手賀沼を擁しています。かつて白樺派の文豪たちに愛されたという手賀沼は、一時水質汚濁も問題となりましたが、現在では美しい姿を復活させています。「手賀沼親水広場」などを休日にのんびりと散策すれば、数々の野鳥が出迎えてくれます。

◎自動車での移動がメイン
駅チカ以外では、商業施設などは少なめなので、マイカーが必須です。車で郊外まで買い物に出かけるというライフスタイルが一般的。むかしから交通の要衝だったため、道路交通網は発達しています。柏市にも近いので、ショッピングや娯楽に柏市まで出かける家族も多いようです。

まとめ

JR常磐線沿線の柏市、我孫子市を中心とするエリアは、都心へのアクセスがよく生活に便利、行政主導で住みやすい町づくりを行い、自然環境や育児環境などの整備が進んでいるエリアといえます。自然の恵みと便利な生活、子育てしやすさを選ぶなら、このエリアはおすすめといえるでしょう。

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