シリーズ【そろばんの先生のひとりごと】
そろばんの先生から、保護者へ
学習のヒントだけではなく、子育てのヒントを発信
習い事を決めるのに大事なのは 親の気持ち?子どもの気持ち?
多様化する習い事選びに頭を悩ます親御さんも多いと思います。
習いごとを決めるのは、子どもの意思を尊重したほうが良いのでしょうか?
それとも、親の考えを優先したほうが良いのでしょうか?
新しい習い事をさせるにあたっての悩みどころかと思います。
子どものやる気を損なわない大人の選択
子どもの意見を聞こうとしても「やりたい」といったり、
「やっぱりやりたくない」と言ったりはっきりしないことも多いですよね。
それは当然のことで、
幼児期にはまだ確固たる意志が存在することはほとんどありません。
体調や気分、更には好きなキャラクターが描かれているなどということにも
大きく影響されます。
子どもの特徴、得意不得意を見極めるのは、人生経験豊富な親の目線が必要です。
そして、習い事を継続させるためには、
送迎など親の都合も含めて総合的な判断も必要になります。
「習いごとを通して何を身につけさせたいのか」を親がしっかりと考え、
軸を持つことが大切です。
率先して学べる環境作り
かといって、親が一方的に決めるのは好ましくありません。
親が選んだ習い事でも、最後は本人の意思を確認しましょう。
「楽しそうだな」とか好きになるきっかけづくりをしてあげればよいのです。
そして、せっかく選んだ習い事ですからあっちこっちの渡り鳥型ではなく、
ある程度継続することも大切なのではないかと個人的には思います。